【これで解決!】種類が多すぎるフランス粉ミルクのキホン知識
皆さん、こんにちは!
さばぱりです。
今回はフランスの粉ミルクについてまとめていきます。
フランス語でLe lait en poudreが粉ミルクの意味を指します。
そんな粉ミルクをフランスのスーパーので陳列棚ではじめて見たとき、
その種類の多さに私は驚き、プチパニックでした!
日々の育児で忙しく、迷っている時間もないけれど、
乳児には必要不可欠なものな上、赤ちゃんの身体を形成するものなので、
良いものを選びたいですよね。
この記事でお伝えする、フランスの粉ミルク製品の3つのキホンを知ると、
悩むことなく、ご自身の子供にあった粉ミルクを見つけることが出来ると思いますので、ご参考頂けたら嬉しいです。
フランスでは、3歳までミルクを飲むのは当たり前?
フランスで子育てをする上で、
日本のママはどうするのが一般的なんだろう?と
いつもリサーチ、比較をしてしまう私なのですが、
まず、赤ちゃんが粉ミルクや母乳を飲む期間について、日本とフランスでは結構異なるように感じました。
日本では、一般的に乳児用ミルクを飲むのは1歳頃まで。
また生後10ヶ月から、離乳食、幼児食の栄養バランスを補填する、
フォローアップミルクがあり、3歳頃までと記載はあります。
しかし、ご飯をしっかり食べれていたら、あげる必要は無いのと、
むしろ“ミルクは1歳を過ぎ、辞めれたら早めに辞めたほうが良い”という傾向があるように感じます。
一方フランスでは、“最低でも3歳までは飲んだ方が良い”という意識に感じました。
フランスでの定期検診では、毎回一日のミルクの量や、
3食分のご飯の量や食べている物について事細かく毎回聞かれます。
そして、18ヶ月の息子の検診の際、
当時幼児食にプラス3回ミルクを180ml飲んでいたにも関わらず、
先生に “ Il mange bien puis il boire bien le lait, c'est très très bien ” と言われ、
この月年齢でもミルクをたくさん飲んでも良いんだと驚きました。
公園で会うフランス人のパパ、ママに話を伺っても、
2歳、3歳の子でも皆ミルクを飲んでいるのが当然のようです。
フランスの粉ミルクは種類豊富?
キホン① 植物由来 or 動物由来
日本だとあまり聞き慣れないですが、
フランスには、植物由来と動物由来の粉ミルクが存在します。
植物由来…とうもろこしやお米、アーモンドやココナッツオイル等の植物油
動物由来…牛、ヤギ由来
植物由来の粉ミルクといっても、更に種類が豊富で、
また動物由来は、牛だけでなくヤギ由来の粉ミルクも存在します。
キホン② ビオ?それともビオじゃない製品?
フランスのビオ製品全てに、このマークがついています。
粉ミルクでもBioの製品もあり、お値段はBioでない製品と比べると少しお高めです。
日本には、日本製のオーガニックの粉ミルク商品は無いので、
粉ミルクにまでビオの製品があるとは、なんだか新鮮ですよね!
キホン③ 月年齢別の3段階の粉ミルク
フランスには、基本的に3種類の月年齢別ミルクが存在し、
それぞれ含まれている栄養素のバランスが異なります。
1.Le lait 1 âge (0ヶ月〜4ヶ月)
2.Le lait 2ème âge (5ヶ月〜10ヶ月)
3.Le lait de croissance (10ヶ月〜3歳)
粉ミルクのパッケージには、よくみると数字がふられているので、
それを参照しお子様の月年齢に合った商品を選ぶといいと思います。
(写真の商品は“3”の表記の粉ミルクです。)
まとめ
① 植物由来、動物由来の2種類がある。
② 乳児用粉ミルクにもビオの製品が存在する。
③ 月年齢別に3段階の粉ミルクに分かれる。
上記の3点を抑えたら、粉ミルクの陳列棚で、
混乱することなくお子様に合った粉ミルクを見つけれると思います。
大切なお子さんに合った粉ミルクがみつかりますように!
最後までご覧下さりありがとうございました。